消え物語り

消え物活動〈モノ消費からコト消費への移行の記録〉と中年の断捨離記録

薪能

歌舞伎は鑑賞経験がありますが、能と狂言は未体験なので薪能を鑑賞しました。薪能ですから屋外で催され、開場も夕暮れ時です。懐中電灯を持った多くのボランティアの方によって開場運営されていて想像していたより堅苦しくない雰囲気。でも実際は、立派な松の木がある歴史ある場所なのでお着物を着てキッチリされた観客も多くて緊張感があります。任期中の某大臣もいらしてました。(公務のようで休憩のタイミングで帰られてました。)さて、開演に先立ち識者による演目の解説。こういった識者の方はあらゆる舞台芸能に詳しいため、オペラや歌舞伎と比較しながら説明をされるのでとても理解しやすくて初心者に優しいです。そしていよいよ・・・まずは神主によるお祓いがあります。このお祓いの様子もなかなか見られないので貴重です。その後、主催者代表によって松明に火が灯り始まります。この炎がゆらゆらと幻想的で、これを見るだけでも鑑賞する価値があると思います。

初体験なりの感想を書くと、狂言は理解しやすい口調でつい真似をしたくなる台詞も多くて親しみやすく、能は台詞は解らず面をつけているので表情も読み取れませんが、演奏と歌声と舞の迫力に息をのむ、といった違いがあり両方鑑賞してそれぞれの特徴を知ることができました。そして野村萬斎さんはイケメンだと言うことも再認識、伝統芸能を私のような庶民に広げるにはこういった方の存在も大切だなと思った次第です。