消え物語り

消え物活動〈モノ消費からコト消費への移行の記録〉と中年の断捨離記録

GWは近場で楽しむ(1)地元の祭り

わたしが育った田舎のお祭りは昔ながらの神社に何かしらを祈り感謝しというもので、国の無形重要文化財になっています。なのでしきたりも多く、参加できる人間は限られています。その輪の中に居過ぎたためかお祭りが好きではないですし、ましてやわざわざ「見物」するというのが理解できませんでした。

しかし今回見物したお祭りはちょっと違いました。駅前ロータリーにはステージが用意され、地元団体の演奏やダンスが披露されているのを、周りで売られている良心的価格のお酒と食事をいただきたながら眺める。といったものです。地元で有名な商店主が商店街の仲間と演奏したり、地元のダンス教室の講師と生徒でダンスを披露したり、地方営業をしているバンドが、ゲストなのか出演応募したのか微妙な感じで演奏していてその客席最前列にはボーカルの名前が書かれた団扇を振って応援するファンが3人ほどいたり。昔のヒット曲が演奏されればご老人たちが踊り出すその傍らでは朝から椅子とクーラーボックスを持ち込んで自分で水割りを作りながら長時間どっしりと楽しむ若い夫婦がいて、どこまでもユルくて呑気で陽気なのです。

わたしがお祭りは「見物」がいいなと思えたのは初めてです。