消え物語り

49歳でちょい早(ハヤ)リタイア

北海道なんどだって行きたいスポット6

柳月の三方六(の定番の味)が好物です。あのシットリバウムクーヘンにチョコのコーティーングで更にシットリなのがなんとも言えぬ凝縮感。両サイドのチョコ多めな部分は必ず手に入れたい部分です。そんなわたしですから柳月の工場はもはや聖地、こちらは2回目の訪問です。工場ですから製造現場を窓ガラス越しに見学できます。三方六の「原木」がドンドコドンドコ作られております。各ポイントで流れるような手つきで業務をされている工場の皆さまの姿、そのなかでも目が離せない業務ポイントがあります。

  1. 原木となる長いバウムクーヘンの両端をカットして綺麗な丸太にする業務
  2. 1の丸太が均等な長さカットされ更に六当分にカットされて三方六の原型になる業務
  3. 2の原型でもサイズの微調整が必要なので、側面をカンナで削るが如く薄〜く切取る業務

この1で発生した「切れ端」はドーナツ型、3で発生した「切れ端」は干し芋型、それらの行方が気になって仕方ないのです。もしかして工場の人ってアレが食べ放題なのではないか…。と勝手に羨んでいたら3の切れ端を蓋つきのパックに詰め込み、重さを量る業務をしているのを確認。

即、商品販売フロアに戻りくまなく商品棚を確認すると空っぽの棚がフロアの隅にありまして、スタッフの方に伺うと開店30分前に整理券を配って1と3を販売しているとのこと。状況によっては日中もスポット的にこの棚にて販売する日もあるそうです。当然、事前告知なしとのこと。観光客には到底無理なシステムですので諦めました。地元の方は是非お買い求め下さいって私に言われなくてもね。気を取り直して予定していた職場へのお土産を買いあげ。その後、一応!念の為!カラの棚ゾーンに向かうと台車を押したスタッフのお姿。そこには1のドーナツ型をした切れ端と3の干し芋型詰め合わせがありました。形は変われど間違いなく三方六の分身の姿、しかもギッチリ詰め込まれていて重たいほどです。値段も確認せず購入、しかも支払ってみたらお安い。この旅行での自分用お土産はこちらに決定となりました。

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