消え物語り

49歳でちょい早(ハヤ)リタイア

犬の吐き戻し2

前回書いたようにあの手この手で吐き戻しは無くなりましたが・・・

cameda2015.hatenablog.com

人間側の贅沢な悩みで、次は食後のお手入れに苦労しています。我が家の犬は毛の長い犬種なので口周りもフワモコしています。ドライフードをウェット状にした餌を与えると、餌が口周りの毛に付着します。知育玩具、フードボウル、スプーンで与えても餌の形状の都合でどうしても付着してしまいます。食後すぐに拭くか洗うかしないとガビガビになるだけでなく、部屋中にそれがポロポロ落ちます。でも食後すぐに口周りを触ると犬が全身で激しく抵抗するんですよね。こちらとしても食後は落ち着かせて消化をさせたいので動かさせたくないし。なので食後しばらくしてから歯磨きと一緒に口周りを綺麗にしようとすると、ウェット状だった餌が今度は固まって毛に貼り付いているので、それをあらためてふやかして取り除くという負のループ。だったら口元の毛を短くしてしまえばいいじゃん、なのですがそれは既に仔犬の頃試し済みでそれのまあ似合わないこと。せっかくフワモコ犬種なのでそこは可愛くしたいという人間のワガママで毛のカットはしたくない。要はドライフードのまま食べられれば口周りが汚れないから助かるんだけどなあ。いつか病院やホテルに預かってもらう時もドライフードだけで食事ができる方が好ましいでしょうし。

ということでドライフードのまま食べても吐き戻しをしない食べ方を探すことにしました。まず、我が家の犬の吐き戻しの原因を洗い出します。

  1. 早食い
  2. 胃が小さい(同犬種と比較すると体が小さい)
  3. 消化の相性が良いフードと消化の相性が悪いフードがある
  4. 水そのままだと飲まないので水分不足

これを受けて試行錯誤した結果

1と2については、食事の回数を1日3回から5回に分散しました。頻繁ですがちょい早リタイアした身ですの対応可能です。これについてはもっと早く気付いてもよかったのにと思っています。

3については、水を入れたボウルに餌を投入して数種類の餌を比較しました。すると、以下3タイプあることがわかりました。

  • 水を含んで大きくなるも形はそのままで水の色は大きく変わらない「膨脹タイプ」
  • 水に溶けて形が崩れる「ポタージュタイプ」
  • 水を含んで形は変わるけど水の色は大きく変わらない「出汁タイプ」

そして、かつてドライフードのまま与えて吐き戻していた餌は「膨脹タイプ」であることが判明しました。ちなみに「出汁タイプ」の餌は水に含ませることが前提で作られているのでドライで与えたことはありません。

4については上記3の「出汁タイプ」の餌で作られた水分だと喜んで飲むことがわかりました。そしてこの場合は口周りがほとんど汚れないのも良いです。

これらの結果を総合して、「出汁タイプ」の餌を水でふやかしたら、そこに「ポタージュタイプ」の餌を投入して(ポタージュになるまで待たずに)すぐ食べさせる。食感はドライフードに近い状態。これを1日5回与えることにしました。今のところ吐き戻しはせず、口周りもキレイで都度拭かずに過ごせています。コツコツ続けていつかはドライフードとお水で食事ができるようになるといいな。